2023.05.17 Wednesday
頭痛で悩まれている方へ
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
毎年5月になりますと頭痛を訴える患者様が増えてきます。
ストレス、季節の変わり目、いろいろな原因が考えられます。
まず、頭痛ってなんで出るのでしょうか。
というわけで、頭痛を知りましょう。
(社)日本頭痛学会では、頭痛は大きく2つに分類されます。
https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_01.html
ちなみに三次性頭痛は例外として扱われています。
その中で圧倒的に多いのは一次性頭痛に属している「緊張型頭痛」と「片頭痛」です。
当店でも多くの方が来院されます。
【緊張型頭痛の特徴】
①わが国では22.4%の人が訴えている(男性18.1%<女性26.4%)
②男女ともに、30代から50代にかけてピーク
③痛いポイント(圧痛)があり、首や肩まで痛いことが多い。
【片頭痛の特徴】
①わが国では8.4%の人が訴えている(男性3.6%<女性12.9%)
②男性は20〜30代、女性は30〜40代がピーク
③痛い時、そうでない時の差がとても激しい。急に現れる。
そして頭痛は、
症状が強い時は起きていることもできず仕事や生活に支障が出る。
急変する。
神経や血管の働き、内的要因(ストレス、月経など)や天気などに大きく左右される。
これが一番悩まれます。
そして、長く苦しむことにより不安や怒りやすくなる、
など性格まで変わっててしまうことすらある病気なのです。
【当店での治療方法】
まず最初に、起きることができない頭痛、嘔吐、言動がはっきりしない精神状態は
かかりつけ医や最寄りの病院にご相談ください。
その上で丁寧な問診にて、現状を把握させていただきます。
◎鍼灸治療
首、肩、背中を中心に鍼治療を施します。
症状の程度により早く回復させるために電気鍼を使用することもあります。
また、YNSAという特殊な鍼治療で痛みを取り除く方法を使う場合もあります。
◎スーパーライザー
レーザーを首元に照射することにより、神経の緊張を素早く緩めることができます。
照射して数分後には痛さが弱まり眠気を誘うこともあります。
◎メディセル(筋膜リリース)
背中全体に固さがあり、筋緊張をゆるめる時にとても有効な方法です。
背中が楽になることで姿勢が良い状態に変わっていきます。
姿勢が良くなることで頭痛が出にくくなります。
これらは一つの方法として、問診や身体状況により最良な治療法を提供いたします。
当店では10代の学生から70代の方まで頭痛治療で通われています。
慌ただしい現代、もはや頭痛は国民病。
鍼灸きよらはあなたの健康を全力で応援します。